第837話「何のために生まれて何をして生きるのか」
午後一時の病院。
腹痛が引かず苦しんでいる患者が現れた。
胃腸内科は職場(一般人が想定する仕事場を指す言葉。できれば行かずに金だけ貰っていたい)よりもずっと喋ることややることがなく居心地が良かったのでここで一生を終えてもいいかなと一瞬思ったが、趣味の執筆もできやしないのでずっと引きこもっているのが一番だと思った。通常働いている四時間くらい睡眠に費やしたら余計に疲労が出てきたのでもしかしていろいろと蓄積しているのではないかという疑いもあったが、溜まった鬱憤はゲームで消化することによってなんとか生きることができていた。
だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃でなんとか生きることに意味があるのかと問い詰めた。
患者は哲学を始めた。
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