第814話「女子高生たちの宴 #3」
午後六時の町。
縁日を思うまま楽しんだ女子高生二人組が現れた。
ショットガン女子高生は祭り(一般人が想定する神に祈りを捧げる儀式を指す言葉。また祭事に伴う賑やかな行事も意味する)よりもずっと異変の発生原因にたどり着いてレールガン女子高生と相対することを望んでいたため、ブレードビームライフル女子高生のおねだりに応えながらも夏祭りの熱が集中している方角を確認した。目指す先、海沿いの会場では明日から大イベントが始まる。魑魅魍魎が跋扈するまさに戦場というべき恐るべき場所こそが異変の大元だとショットガン女子高生は把握した。
だがいきなりブレードビームライフルを抱えた女子高生がしな垂れかかってきて、そんなに急がなくてもいいじゃないですかと言って引っ付いてきた。
もはや祭りで浮かれている女児だった。
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