第782話「女子高生とは真っ向勝負を行う生き物である」

午前四時のラブホテル。

中年と女子高生が現れた。

援助交際は薬物(一般人が想定するヒトや動物に投与したときに何らかの生理的な作用を及ぼすものを指す言葉。女子高生の血液などが該当する)摂取よりもずっと罪深い行為であったが、おじさんの性欲は法に止められる程度のものではなかった。長年声をかけ続け、不審者だと詰られながらもようやく見つけた穏やかな気性の女子高生をラブホテルに連れ込んだのである。おじさんは女子高生を狙い続けていたため童貞であった。脱童貞を女子高生の身体にて果たすことができると服を脱いだそのとき、女子高生が牙を剥く。女子高生は童貞ではなく中年の肉を食べようとしていた。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で狡猾な手口の女子高生をとっちめた。

女子高生なら真正面から標的を狙えと忠告して去っていった。

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