第566話「そう遠くない未来」
午前七時の自宅。
出勤せずPCと向かい合う同人作家が現れた。
仕事は同人活動(一般人が想定するオタクイベントを指す言葉。最大規模のイベントは夏と冬の二回東京ビッグサイトで行われる)よりもずっと生活に直結していたが、広げたい物語は尽きないし〆切は近づいているしイベントに参加する以上原稿を落とすわけにはいかないしと切羽詰まって有休を取得した。ただでさえ通院で有休を使ったばかりなので上司の印象は悪くなるがそれで悪くなるならその程度だということだ。
だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で上司を殺害した。
貯まりに貯まった有休を消化しきって原稿が完成した。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます