第509話「いきなりバーベキュー女子高生_友情と信頼編」

午後二時の公園、から少し離れた丘。

アンチマテリアルライフルを構えた女子高生が現れた。

アンチマテリアルライフル女子高生はレールガン女子高生(一般人が想定する始まりの女子高生を指す言葉。あるいは、終わりの女子高生を指す言葉)の言うことよりもずっとガトリングガン女子高生の言葉を信用しており、そして、彼女の信頼には何があろうと応えてやろうと決めていた。昔からライバルとして争ってきた、そしていつか信じるようになった。それがどんな支離滅裂な話であろうとも。

なのでいきなりライフル弾を渡してきても、とにかく嘘くさい話でも、ガトリングガン女子高生を信じてライフルを構えるのだ。

恐ろしく濃いエスプレッソで集中力を高め、その時を待つ。

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