第389話「恋は味噌汁の味」
午前六時の公園。
ピクニックシートを広げた若者が現れた。
若者は会社の人(一般人が想定する同じ会社に務めている人を指す言葉。良い人も悪い人もいる)よりもずっと近所の少し歳の離れた幼馴染の女子高生が好きだったが、春夏秋冬、何度だって季節を超えても告白することができずにいた。一人で花見の場所取りをしている間の苦痛も幼馴染のことを考えていると忘れられた。幼馴染の女子高生の味噌汁の味は彼の理想の家庭の味だった。
だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃でケツイを力に変えた。
場所取りなどしていられず若者は幼馴染のもとへ向かった。
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