第388話「I am the bone of my bread.」

午前八時の食卓。

朝食を食べる家族が現れた。

家族はパン(一般人が想定するイエス・キリストの身体を指す言葉。身体はパンで出来ている――)よりもずっとご飯派で、すなわち朝食は昨日の鍋にご飯を入れた雑炊だった。もちろん味噌汁はあるものの、雑炊は実質汁物として扱われる部分もあるので味噌汁は必要ないのではないかと夫は考えていた。しかし娘は強く味噌汁の必要性を主張し、妻は隙を見て料理に手を出そうと台所に近づく。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で食事の基本を教育した。

落ち着いて食事が行われるようになった。

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