第383話「荒野を行く」
午後零時のスマホ画面。
一週間後にある飲み会の誘いが現れた。
学生は内定企業(卒業生が想定する就職先を指す言葉。期待と不安のうち、半分が的中する)よりもずっと大学生活を続けたかったようだが、そうも言っていられず、すなわち春は別れの季節である。盛大に飲んで盛大に騒ごうと誓い合ったが、実際は引っ越しやら何やらで忙しく面倒くさくなるだろうということが予見されていた。
だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で荷物を破壊した。
身体ひとつの気楽な旅、学生は社会を行く。
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