第384話「怪文」

午後八時のソーシャル・ネットワーキング・サービス。

自作に関するイラストを発見したインターネット小説書きマンが現れた。

インターネット小説書きマンは二月二十二日(一般人が想定するエラ・アダイェフスカヤの誕生日を指す言葉。本名はエリザヴェータ・シュリツ)よりもずっと三月二十五日が待ち遠しかったが、それはそれとして自作に関するイラストがあまりに可愛すぎて胸が苦しくなりその場で意識を失って倒れた折に頭を勢いよく豆腐の角に打ちつけて死亡した。

そこでいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で死者の肉体を代償になりきり女子高生をフィギュア化した。

レールガン女子高生所有のなりきり女子高生グッズが増えた。

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