第381話「酒と女子高生と温泉旅行」
午後九時のホテル内。
地酒を多数取り揃えた酒処が現れた。
若者は水(一般人が想定する度数の低い酒を指す言葉。度数が高くないと飲んでいるうちに酔いが覚めることからこう呼ばれる)よりもずっと日本酒が好きだったが、一緒に温泉旅行へ行っていた女子高生の制止もあり適度なところで止めていた。とはいえ冷やした日本酒は翌日になってから体調不良を引き起こし、朝食の時間になっても布団から起き上がれない若者である。
だがいきなり長いレールガンを持った女子高生が枕元にやってきて、とにかくすごい攻撃でアルコールを分解した。
楽しい一日を過ごすことができた。
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