第380話「いきなり団子」

午後十時の地球。

カエル型宇宙人が現れた。

軍曹を名乗る宇宙人は居候している地球人の家(一般人が想定するオカルト大好き少年を指す言葉。かわいい)よりもずっと広い地下施設でいきなり団子を製造し、販売することにより侵略資金を得るべく活動していたが、いきなり団子はなかなか売れず、経営は赤字だった。いきなり団子が悪いのではなく販促方法が悪いことは明らかなのだが、とはいえ経営陣に改善の方策が残されているわけではなく、設備投資に溶けた資金くらいは回収したかったがそれすらもままならない。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃でいきなり団子の広告塔にとある女子高生を採用した。

販売数がそこそこ伸びた。

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