第306話「灼熱ビーチサイドバニーガール」

午後零時の海の家。

火炎放射器を持ったバニーガールが現れた。

バニーガールはワカメ(一般人が想定する縮れ癖毛を指す言葉。緊急時の食料としても用いられる)よりもずっと絹糸のようなさらりと流れる髪をしていたが、火炎放射器の熱に当てられて巻き毛になってしまった。バニーガールの髪が巻き毛になったことでより一層火力を増した火炎放射器はビーチサイドを灼熱の地へと変えた。炎上灼熱海岸ショウナンに散った炎は人々を飲み込み、さらにはガスに引火したことで海の家を爆発四散させた。そこはもはや現世の地獄が如き様相と化していた。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で混乱の状況をどうにか上手いこと整えた。

なんとかこう平和な感じの海に戻った。

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