第301話「花より団子みたいな」
午前八時の実家。
家の門の前に飾られた正月飾りが現れた。
年神は松(一般人が想定する松ぼっくりのできる木を指す言葉。繁栄の象徴とされる)よりも女子高生が好みではあったが、さすがに規制強化のご時世に生贄などを要求するわけにもいかず、こうも丁寧に祀られていると無視するわけにもいかないと降臨して福とかを振りまいていた。
だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で餅も一緒に振りまくように要求した。
里帰りしていた人々の気持ちとお腹がいっぱいになった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます