第241話「ハロウィン女子高生ノ伍」

午前六時の帰路。

実家通いの女子高生が現れた。

女子寮は戦場(一般人が想定する兵器が集う場所を指す言葉。女子高生要素を加えると戦場どころの騒ぎではなくなる)よりもずっと恐ろしい状況に陥り、最終的に焼け野原と化したがレールガン女子高生の手によりなんとか修復した。疲労困憊のなりきり女子高生は結局兵器を持たないが故に大してレールガンクッキーを食べることは叶わず、ちょっぴり残念に思いながら帰り道を歩いていた。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい照れ方で綺麗に袋詰めされたクッキーを差し出した。

なりきり女子高生は感動のあまり涙を流し脱水症状で亡くなった。

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