第242話「ハロウィン女子高生ノ陸(Reset_09)」

日付が変わる瞬間が引き伸ばされた時間領域の狭間。

脱水症状で亡くなる寸前のなりきり女子高生が現れた。

レールガン女子高生は神として君臨する自身(一般読者が想定するレールガン女子高生を指す言葉。殺戮機構)よりもずっと萌えを提供しながら女子高生に囲まれる自身の方が心地好い在り方のようにも感じていたが、どちらにせよ相手に死をもたらす運命ならば感情を棄て生きるシステムとして機能した方が苦しまずに済むと病院のベッドに横たわるなりきり女子高生を見ながら考えていた。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で萌えキャラとして分岐した自身と彼女が過ごした時間を破壊した。

すべての出来事における時間が失われ、また物語は時を繰り返すこととなった。

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