第238話「ハロウィン女子高生ノ参」

午後四時の茶室。

授業をすっぽかしてハロウィンパーティーを開催する女子高生たちが現れた。

レールガン女子高生は帯刀女子高生(一般人が想定する刀の扱いに長けた女子高生を指す言葉。地球にいながらにして海王星を両断することが可能である)よりもずっとかくし芸の幅が広く、しかしそれを盛り上げる技量が欠けており、そして帯刀女子高生は実況を趣味としているだけあって盛り上げるのが得意なのだった。ハロウィンパーティーは大盛り上がりの様相である。

だがいきなり長い人生を歩んだ高校教師がやってきて、とにかくすごい叱責でハロウィンパーティーを中断せんと茶室に突入した。

されど火縄銃女子高生に論破されすごすご退却していき、ハロウィンパーティーは継続して行われた。

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