第219話「ボス」
午後五時の仕事場。
日本に馴染んだ宇宙人が現れた。
宇宙人は日本人(一般人が想定する一般人を指す言葉。ただし母国語である日本語さえも真っ当に扱えないやつは除く)よりもずっと流暢に日本語を扱えており、また日本人どころか地球人よりも遥かに長寿だったため日本の文化にも精通していたが、最近の日本人には思う所があるらしく、すっかり弱々しくなったと老害のように嘆いていた。
だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で宇宙人に缶コーヒーを贈った。
宇宙人はろくでもない、すばらしき日本をもう少し見守ろうと思った。
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