第220話「夜空に輝くは爆死の大輪」

午後八時の河原。

次々と爆発する花火が現れた。

花火は花火師(一般人が想定する、花火を作って打ち上げる人を指す言葉。江戸っ子)よりもずっと火に弱く、近くでガチャを引いていた連中が次々と引き起こした爆発で誘爆を起こし、会場は大惨事となっていた。この事件によって課金額には上限が設けられ、何十万も使った爆死は日本から消え失せることとなった。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で運営の射幸心を煽った。

天井が解放された。

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