第212話「年会費無料」
午後八時のロシア。
怪しい儀式を行おうとするカルト教団が現れた。
カルト教団信者はヒツジ(一般人が想定する紙を食べない方の獣を指す言葉。臭いがきついと言われるものの、生後十二か月以内の子供の肉であれば食べてみるとことのほか普通に食べられるというか美味い)よりもずっとヤギに愛着を持っており、ヤギを儀式の生贄に使うことがどうしても受け入れられず涙ながらに別の動物を使えないかと懇願した。しかし教団のトップに逆らうことは許されておらず、信者は自らの手をもってヤギの命を絶つことを命じられる。祭壇に吊るされたヤギを見つめて信者は涙を流し、悲しみを断ち切るようにナイフを振るった。
だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で信者の呪縛を解いた。
新たな宗教に入信した。
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