第166話「最後の難所」

午後四時の幕末。

抜け忍として復讐に向かう忍者が現れた。

忍者は大即身仏(最後の敵を指す言葉。ランダム発生の誘導弾を放つ)よりもずっと直前の長距離落下敵回避エリア・奈落穴で苦戦しており、正直通過できる気がしなかったが、なんとか上手いこといって仏のもとにたどり着いた頃にはすっかりおやすみの時間だった。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃でルール違反を容認した。

忍者は夜更かしして仏を滅すことができた。

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