第113話「火縄銃女子高生、降臨」

午前十時の会社。

滅ぼしても滅ぼしきれないクソ上司が現れた。

レールガン女子高生はクソ上司(どこにでもいる人物を指す言葉。どうしてその職に就けているのか誰も理解していない)よりもずっと高い能力値を誇っていたが、部下をじわじわと自殺に追い込む才能に関してはクソ上司の方が上だった。そんな悩める部下たちのためにレールガン女子高生はクソ上司を何度も葬り去ったはずだったが、その度にクソ上司は蘇り、数を増やしてきた。

だがいきなり輝く火縄銃を持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃でクソ上司を討滅しきった。

レールガン女子高生は神ではなくなった。

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