午前八時の高等学校。

と号電気投擲砲好きの女子高生が現れた。

女子高生はただのレールガン（茶道、華道とともに、大和撫子の嗜みとして掲げられる兵器およびそれを用いた戦闘術を指した言葉。極めるほどに威力が向上し、その破壊力に天井はない）よりもずっとと号電気投擲砲が好きであり、陸軍研究所から奪取した情報から噂の女子高生が用いているレールガンの正体がと号電気投擲砲ではないかと予測していた。とはいえレールガン女子高生の実態を掴むことはできず、せいぜいがと号電気投擲砲好き女子高生としてネットで情報収集をするくらいだった。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃でと号電気投擲砲好き女子高生をレールガン女子高生と周囲に誤認させた。

ロリコンの手によってと号電気投擲砲好き女子高生はアカウント停止に追い込まれた。