第21話「宗教」
午前九時の京都。
いつまで待っても四角いハード専用ソフトを配信してくれないゲーム会社が現れた。
かつて手足のある球体生物が星に乗って街を自在に飛び回るゲームをプレイしていたユーザはゲーム会社(明治時代創業で娯楽に関する様々な事業を展開している老舗企業。家庭および業務用コンピュータゲーム機の開発を行い、配管工が活躍するソフトが世界的なヒットを叩き出したことでゲーム関連企業として広く認知されるようになった)よりもずっとキューブの形をしたハードを愛していると信じていたが、実際のところはゲーム会社の方が愛していたし早くそれら過去のソフトも配信したいとは考えていたが、様々な理由が重なったこともありなかなか実現できずにいた。
だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で楽しそうに思い出を語るばかりで過去に囚われたままのクソユーザを殺戮した。
任天堂を信じれば救われるのだ。
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