第3話熊出現
明日は教会で森に行ってキノコ狩りをする
ダビデとレオナルド二人兄弟は遠足の準備で楽しみだ
レオナルドは「兄さん忘れ物は無い」
ダビデは「大丈夫全部そろってるぞ」
母親が「二人とも早く寝なさい明日寝坊するわよ」
二人は「はーい」と言ってベットで寝るのであった
そして次の朝
うれしさのあまり、二人はどうやら寝付けなかったようだ。
親父が二人が出て行くのを見て「ダビデ忘れ物だ」というとダビデは振り返り「父さん何?」と聞くと親父が自分の腰についたナイフをダビデに渡す
「キノコ狩りに必要になるだろう持っていけ」、
ダビデは「いいの?これ父さんの短剣」
親父は「もちろん帰ってきてから返すんだぞ!いいなお前に預けたからな」
レオナルドは「兄さん出かけないと遅れるよ」
ダビデは「ありがとう親父出かけてくる」と言って教会へ向かう
二人は走るそして教会に着くと神父様が生徒を数えていた。
神父さんは「二人は早かったね後三名ほど待てば出発だ」
待つこと二十分で全員そろう
若い女の子が「私ローズよろしくねレオナルド君」
レオナルドは恥ずかしそうに「よろしく」と返事を返す
皆馬車に乗り森のキノコを刈る
森を歩くこと二時間キノコの森についた
そこで待っていたのは森の狩人(かりうど)「よく来たな森へ神父様も元気そうだ」
狩人「ようこそ常闇(とこやみ)の森へ俺が案内人のノウゼルだよろしく森からはぐれないようちゃんと着いてくるように」
生徒たちは「はーい」といってついていく
歩いていくとだんだん太陽の光が無くなり森が暗くなっていくと道の両脇にヒカリダケが光りだす
ノウゼルは「もうすぐだちゃんとついてきてるか」
「ここから先がキノコ狩り場だ」
神父様は「色のきれいなキノコは食べられませんよ気をつけてくださいね」
ローズは「ダビデ君とレオナルド君がいません」
ノウゼルは「まずいなこの季節は熊が出るんだ。早く探さないと神父様は子供たちを俺が捜してくる」
今ダビデたちはトイレをしていた
レオナルドが「兄さん皆とはぐれたよ」
ダビデは「川の上流を歩けばキノコ狩り場に着くだろう」
レオナルドは「そうだね元の道もわからなくなったし兄さんの言うとおりに行こう」
ダビデは「川には鮭がたくさんいるな今旬なのかな?」
レオナルドの顔が真っ青になる
「あわわわ兄さん熊がいるよ」
熊は鮭を取るとこっちを向いた
ダビデも震え上がる
レオナルドが「死んだふりをしたほうが…」
ダビデは「駄目だ睨むんだそしてお前は決して後ろを向くな」
「ゆっくりとにらめっこしたままこの場から離脱して助けを呼ぶんだ」
レオナルドは「兄さんはどうするの」
ダビデは息を呑み「俺は牽制する」短剣を手に取る
くっ「来るなら来い」と叫ぶ
そのタイミングを見計らってレオナルドは森のほうへと逃げる
熊は気押されるダビデから何らかの殺気が感じるのだろう睨むこと三十分は経っている
空砲がなると熊は鮭を持って逃げる
ノウゼルは「間に合ったかよかったよかった」
ダビデは腰が抜ける
ノウゼルは「殺気で熊を威嚇するなんてまるで覇気みたいだな」
ダビデは「覇気?」
ノウゼルは「そうだ他人を支配する殺気のようなものだ。動物も例外ではない」
レオナルドが「兄さん良かった生きてたさっきこの人と出会って」
ノウゼルは「皆と合流しよう」
二人は狩人の後ろをひよこのように歩き皆と合流した
その後、ダビデとレオナルドの体験を皆が聞きたがりまるで神父様のように授業をしていた
キノコ狩りは終わる
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