3Rの転移者〜もったいないスキルは強すぎました〜

第17話 防具と武器、作ります。

モミジと小学生みたいな悪口を言い合っい、仲直りしたあと昼飯を食べた常也は次は何をしようか考えていた。ちなみにモミジは精神的に疲れたらしく寝室へ行った。

「さて、次はなにをやるかな。あ、そうだ！爺さんにもらった防具って強さどれくらいなのか確認しよう!!〔超鑑定〕!!」

物 普通の防具

レア度 普通級（ノーマル）

素材 鉄鋼

説明 物理防御力と、魔法防御力を+50するが重さによりスピード－15

「......。普通だ。なんだろうこのムカムカは。あんだけ自重しない家をくれたくせにこの落差はなんだろう。」

<<ピロンッ!!

『〈防具ぐらいなんとかしろ。〉だそうです。それと、〈常也の3Rを使えば強くできるはず〉とも仰っておりました。』

「...なるほど...。〈防具ぐらいなんとかしろ〉だけだったらブチ切れてたかもしれないがヒントを残してくれたからまあいいか。俺も気になってたんだよな多分爺さんがいうのはこれだろうな。じゃあ早速取り掛かるとしますか。」

<<ピロンッ!!

『地下に鍛治が出来る空間が追加されました。』

「あのジジイ、少しは自重しろよぉ！この家無しじゃ生きていけなくなるじゃねぇかよぉ！」

俺は地下の鍛治場に足をはこんだ。

「じゃあ早速やりますか!!〔究極想像〕!!軽く、強く強靭だが、加工する時には柔らかく加工しやすいっと。〈リデュース（変える）〉!!」

よし、どうなったか見てみよう。〔超鑑定〕!!

物 ？？？でできた防具

レア度 希少級（ユニーク）

素材 ？？？

説明 鉄鋼から？？？へ変質した。？？？は初めての素材で名前が決まっていない。この防具にしか使用されておらず、レア度がユニークに変わった。物理防御力が+50→+800に変化。スピードが－15→0に変化。

「...やば。どうしよう！俺氏新しい鉱石作っちまったぁぁぁぁ!!物理防御力のプラスされる分の上がり幅半端ねぇぇぇぇぇぇ！」

俺は十分に叫んだ後、アイテムボックスに入っている午前中に作った素材たちと〈リデュース（変える）〉を使って防具や武器を作った。それがこれだ。

物 真魔鉄鋼の防具×2

レア度 伝説級（レジェンド）

素材 真魔鉄鋼

説明 魔鉄鋼が変質し、尋常じゃないほど硬く強靭になった。この素材はこの防具と武器にしか存在せず、使われていない。よってレジェンドになった。物理防御力と魔法防御力を+1600する。スピードは変わらない。自動調整付き。

物 真魔鉄鋼の刀×2

レア度 伝説級（レジェンド）

素材 真魔鉄鋼

説明 魔鉄鋼が変質し、尋常じゃないほど硬く強靭になった。この素材はこの防具と武器にしか存在せず、使われていない。よってレジェンドになった。物理攻撃力と魔法攻撃力を+1500する。魔力の通りは聖銀（ミスリル）程ではないが通りやすい。重さ自動調整付きで、魔力を込めれば斬撃を飛ばすことが出来る。

物 真魔木の刀鞘

レア度 伝説級（レジェンド）

素材 真魔木

説明 魔木が変質し、尋常じゃないほどしなやかかつ、強靭になった。この素材はこの鞘しか存在せず、使われていない。よってレジェンドになった。この鞘に刀を入れて、魔力を込めると少しずつではあるが修復する。その刀が魔力を通しやすい程修復が早くなる。

俺氏自重しませんでした（笑）。

帯刀用のベルトはなぜかアイテムボックスに入っていました。〔叡智〕によると最初から入っていたそうです。あのジジイ通りに動いていると知りなんか腹が立ちました。