第4話 ステータス その2
「王女さま!!ステータスの確認できました!!」
「私もできたわよ!!王女さま!!」
「俺たちもできたぞ!!」
「私も!!」
「俺も!!」
「ふふ。今はまだ魔法適正の欄が写っていないはずです。これで確認できるのでまずはこの水晶に触れてください。そしてステータスの開示をお願いしますね。(ニコッ)」
(((ドキッ!!)))
あ。何人かあの王女さまに惚れたな。聖哉は鈍感だから何も感じてないな。
((チッ!!))
あ、女子切れてる。まあ俺はあの王女信じ切れないから惚れさせようとワザとしてるかもしれんって考えてたから俺は大丈夫なようだ。
<<ピロンッ!!誘惑耐性LV1を取得しました。>>
えっ!あの王女、誘惑使ってたのか。やはりこの国はやばいかもしれないな。
「ではまず僕から行きます。(ペタッ)」
《ビカーーッ!!》
「「キャーー!!」」
うおっ!まぶしっ!
「これはすごいです......。基本属性の火、水、土、風の全部と聖属性の適正ですか。その中でも聖属性の適正が素晴らしいです......。これだけ聖属性の適正があれば、すぐに聖魔法のレベルが上がるでしょう。」
「お役に立てそうならば嬉しいです!!」
「ありがとうございます。ではステータスをお願いします。」
「わかりました!!ステータスオープン!!」
名前 セイヤ=ドウフジ
レベル 1
年齢 18
種族 人間
職業 聖剣の勇者
HP 1500/1500
MP 1000/1000
物攻 1000
物防 850
魔攻 1000
魔防 850
筋力 1000
スピード 1000
運 300
魔法適正 火 水 土 風 聖
ユニークスキル 〔聖剣召喚LV1〕〔聖域LV1〕
スキル 〔剣術LV4〕〔火魔法LV1〕〔水魔法LV1〕〔土魔法LV1〕〔風魔法LV1〕〔聖魔法LV1〕
称号 真の勇者 聖剣の使い手
おいおいめちゃめちゃ高けぇじゃねーか...。聖属性の適正とか真の勇者とか聖剣の使い手とかテンプレにもほどがあるぜ...。
「やはり、あなた様が真の勇者でおいででしたか!!しかしステータス値がレベル1でこれほどとは...。真の勇者は初期ステータスがものすごく高いと言われておりましたが正直驚きて言葉が出ません...。」
「高いのか僕らにはわからないのですが、このステータスはどれくらいなのですか?」
この聖哉の一言で俺が絶望することになるなんてこの時は知る由もなかった。
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