第24話 小栗さんと遊ぼう! ③
理科準備室は文化棟3階に上がってすぐの場所だ。理科室が隣にあって、ちょっとした化学実験をするための道具が置いてある。普段は鍵がかかっているのだが、俺たちが向かうと鍵は外されていて、そのドアはすんなりと開いた。
中はカーテンがぴったりと閉められていて、袖から西日が溢れているとはいえ十分に暗い、いくつか蝋燭が灯っていて、集会というか儀式でもやるみたいだ。そして何人かの学生と、その中心にはこっくりさんがいた。
「おや、みやび様がいらっしゃったようだ。我々の集会に参加してくれるのかな?」
俺たちが部屋に入ったことで、周りの学生達がどよめく。やはり小栗さんの言うとおり、とか、小栗さんはやはり凄い、とかの声も聞こえるから、ここに突撃することはこっくりさんにとっても想定内だったのだろう。
「そんなわけないだろ、微妙な嫌がらせしやがって。俺たちが来たのはMFCを解散させるためだ。ついでにこっくりさんも送り返してやる」
「ふむ、やはり嫌がらせは相当効いたようだね。僕たちMFCが考えに考え抜いた作戦だったから、当然と言えば当然」
嫌がらせとして効いたか、と言われればあんな地味な嫌がらせの効力は薄かった。だがこの嫌がらせがずっと続くことを考えると、流石に放置しておけない。
「みやび様、その秀一とやらの嫌がらせを止める代わりに、一緒に集会に参加してくれませんか? 楽しいですよ。みんなであなたの素晴らしさを語り合うのです。みやび様がいれば僕たちの結束もますます固くなるでしょう」
「そうなの? 近藤君」
みやびは近くにいる近藤君とやらに話しかけていた。俺は知らない人だったから、おそらくみやびのクラスメートだろう。しかし、なぜか近藤君はみやびには目を合わせることなくそっぽを向いている。
「なんか私と話してくれないんだけど……」
「あぁ、ここにいるほとんどの会員はみやび様と話すこと自体、とても恥ずかしがっているのです。決してみやび様のことを無視しているわけじゃないから、安心してください」
「……そうです」
近藤君は小さくそう呟いた、びっくりするレベルの恥ずかしがり屋のようだ。みやびなんてヘーイと手の平を上げるとテンション高くハイタッチしてくれるくらい、気軽に話せるヤツなのに。と考えて、俺は気付いた。そんな俺にとって簡単なことでも、近藤君とかには難しいのかもしれない。だから、近藤くんと同じく、みやびに話しかけてみたいけど、勇気が出ない人たちが集まって小栗さんと言う代理を作り上げたのだろう、と。
「なんだー、恥ずかしいなんて思ってくれなくてもいいのに。クラスメートなんだしさー」
「そう、それがみやび様の心の広さ。しかし、会員にはそう簡単に事を運べない人の方が多いのです。こうやってここに集まり、みやび様の情報を共有することを楽しみとしているのです」
「ふーん、よくわからないけど、私と仲良くしたいんでしょ? その心の広いみやび様も、近藤君とかともお話してみたいと思ってるよ、だから別にこんな場は必要ないんじゃない?」
その発言に、会員たちの空気が揺らいだのがわかった。会員の何人かはお互いの顔色を見合っているみたいで、みやびの提案は会員達にとって悪いものでないのが分かる。
しかし、その良いと思える発言にすぐに反論したのは意外にもこっくりさんだった。
「ちょっと待ってください。みやび様、ここの会員は話すのも上手く出来ないといいました。みやび様が会員と仲良くなってくれるのはとても嬉しいですが、段階というものがあります。だから一先ず、僕らの女神様としての会合を……」
「そんなのに放課後使うの勿体ないじゃん。どうせ教室で会うんだしその方が長い時間お話できるよ?」
そんなこっくりさんの言葉もみやびはばっさりと切り捨てる。その発言に、周囲は明らかにこっくりさんよりみやびの提案の方になびきはじめていた。しかし会員達に比べ、こっくりさんは苦虫を噛み潰したようにみやびを見ていた。それは明らかに、先ほどのようにみやび様と呼びかけるにはふさわしくない表情だ。
「秀一君」
「あぁ、わかってる」
不知火に呼ばれ、その予想が確信に変わる。こっくりさんにとって、みやびが会員と仲良くするのはおそらくまずいのだ。こっくりさんは会員達の積もり積もった感情が僕を生み出したと言っていた。つまり、その積もった感情を綺麗になくしてしまえば、こっくりさんの存在なんて必要なくなる。
「それに放課後は私、秀一と遊ぶからあんまり時間無いんだよね」
しかし、みやびがそう発言してしまってから、こっくりさんは獲物を見つけたかのようにニヤリと口の端を上げた。
「あぁ、嘆かわしい! やはりみやび様は秀一という下等生物を特別視している! そいつはみやび様になにも与えることができない事をわかっていない! ……いや、もしかしたらその下等生物がみやび様を独り占めしているのかもしれないなぁ」
ねっとりと纏わりつくようなその言葉に、ざわめいていた周囲が一瞬で静まりかえる。
「やはり、排除しなければならない。みやび様、止めないでください、これもあなたのためなのです。きっと、その下等生物がいなくなれば、あなたの目も覚めるでしょう」
こっくりさんの目が赤く光り、赤黒いオーラを身を纏った。そのオーラは会員達と繋がり、近藤君の体もブルリと震えると、一度脱力し、そして顔を上げる。俺をはっきりと見るその目は不気味に赤く光っていた。
「秀一君、みやび、下がってくれ!」
俺とみやびの前に不知火が飛び出す。その手にはクナイが握られていた。
「おやおや、不知火さんはクラスメートを傷つける勇気があるのかい? これだけの人数を相手にすることは難しいはずだ」
「……アイツの言う通りだ。私はクラスメートを傷つけることはできない。だが時間稼ぎくらいは出来る、二人は逃げてくれ」
「私も残るよ」
しかし、不知火の言葉とは裏腹に、みやびは不知火の隣に並んだ。
「あれだけ秀ちゃんが乏しめられて、私が引くなんてことできないよ。こっくりさんに1回、いや10回はドロップキックしないと私の怒りは収まらない」
みやびは完全に状況判断ができていない、怒りに身を任せて低い声で笑っていて何とも不気味だ。俺のすぐ後ろにドアがあるから、3人で逃げ出して対策を考え直そうとか思っていたけど、みやびがこうなってしまっては簡単にはいかない。……仕方ないけど、俺には俺が出来ることをしよう。
「二人とも、俺に案がある。5分だけ持ちこたえてくれないか」
「……もちろんだ。その倍だって持ちこたえて見せるから、安心して行ってくれ」
「秀ちゃんを下等生物なんて、許せない。フフッ」
みやびの耳には入っていないようだが。不知火がいるから大丈夫だろう。俺はニヤニヤと笑うこっくりさんを真っ直ぐ睨み、踵を返し後ろのドアから廊下へ飛び出した。
◇ ◇ ◇
「……もちろんだ。その倍だって持ちこたえて見せるから、安心して行ってくれ」
私は自信を持ってそう断言した。相手はなんの心得もないただの男子生徒だ。この人数でも、数分耐えることなど造作もない。……しかし、それはこっくり自身が出てくる可能性を無視した時の話であることに、私の頭は警告を鳴らしていた。でも、その警告に耳を傾けてしまうと、私は秀一君を安心させてあげられない。だから私はその頭の隅で鳴る警告を、あえて無視した。
秀一君は後ろの扉から出て行った。大丈夫、秀一君は頼りになる。それに、みやびをここに置いていくということは十分な勝算があるんだろう、私は私の仕事をすればいいだけ。
「はははははは! 女2人を残して逃げ出すとは、下等生物らしいやり方ではないか!」
私はイラつく心を無理やり抑えてクナイを構える。心頭滅却、今は目の前の物事に対応すればいいのだ、それにはまず……。
「みやび、すまない」
私は懐に隠した少量の薬瓶を開けてみやびの鼻に近づけた。その薬は瞬時に揮発してみやびの体内へと入っていく。
「ふみゃ」
そんな小さな声とともに、倒れるように眠ったみやびを受け止め、隅の方へ寝かせておく。みやびには悪いが、これで守りながら戦うリスクは減る。
「おやおや、眠らせてくれるとはどんどん僕の良いように事が進む。……それに、これで不知火にはどんなことをしても、それを見るものはいなくなったわけだ」
背筋が寒くなるような笑顔を浮かべ、こっくりは手を上げた。ゆっくりと、まるでゾンビのように会員達が私に向かってくる。私はその動きを見て、十分対処できるスピードだったことにほっと安堵の息を吐いた。
一番近い会員に、クナイの刃を当てないようにして力任せに体を押す。それはいとも簡単に突き飛ばすことができた。会員は他の会員を巻き込んで地面に倒れる。
「こんなので私を止められると思ったのか?」
「これはレベル1だよ。せいぜい僕を楽しませてくれ」
「戯言を!」
私は近づいてきた他の会員を、なるべく大勢を巻き込むような角度で突き飛ばす。
「っ!」
しかし、今度はそう簡単にはいかなかった。先ほど突き飛ばした時の倍程の力を必要とした。
「レベル、2」
ショーを見ているかのようにニヤニヤと笑うその顔をブッ飛ばしてやりたい。倒された会員は先ほどよりも早いスピードで起き上がり、再度私に迫ってくる。
何度か突き飛ばすが、会員の胸を押す感触はだんだんと人の柔らかさを無くしていき、やがては石を相手しているかのようにも思えた。閉めきった部屋は熱気で満たされ、額から汗が流れる。
「もうそろそろ、五分経つね。なにを仕掛けてくるかと思ったけど、なにもないじゃないか」
こっくりがそんな声を漏らす。こっくりとは結構距離が離れているから、秀一君との話を聞かれているのは予想外だった。聴力の強化でもしているのだろうか。
「まぁ、不知火もよく頑張ったほうだと思うよ。しっぽを巻いて逃げた下等生物と違ってね。だから、そろそろ終わらせてあげよう」
こっくりが手を上げると、倒れていた会員が全員立ち上がる。おそらく一斉に襲い掛かってくるつもりだろう。私もこの人数から一度に襲われると……いや、私は秀一と約束をした。それに、みやびを置いて逃げるわけにもいかない。だって、私は不知火家の忍者だ。背中を見せるときは私の中の忍者が死ぬ時だ。
「良い目だ」
こっくりが手を下ろす。どこから来てもいいように、私は全神経を集中させる――
しかし、次の瞬間、こっくりの後ろの窓からまばゆい光が漏れだし、そして一瞬のうちにその部屋全てを照らしだした。
「くっ!」
「なんだ!」
強い光にこっくりも一瞬怯んだようで、光の方向を見る。窓も開いていないのに、閉められていたカーテンはばさばさを内側に吹き飛ばされ、窓の先からは強い西日が入り込んでいた。そして、その光に混じってゆっくりと、それは姿を現した。
「……女神」
窓を境に、ゆっくりと人の形がこちらに浮き上がってくる。それはとても美しい女性で、天使の羽が生え、ひらひらとした真っ白のドレスを身にまとっていた。それは目を見張るほど美しく、そして高輝な光だ。
ふわりとその女性は宙に浮かび、私と同じくぼうっと見ていたこっくりを抱擁する。こっくりも少しずつ手を差しだし、抱擁し返した。抗うことは出来ないだろう、私だって、そうされたら無意識のうちに手を差し出す。
いつのまにか、その場にこっくりはいなくなっていた。その代わりに女性の手のひらの上には黒い球がある。女性はこちらをみてにっこりとほほ笑むと、音もなくその場から消えた。
風が止みカーテンが太陽の光を遮る。蝋燭の火は消えていて、真っ暗になった部屋で私はぺたりと地面に崩れ落ちる。いつの間にか足に力が入らなくなっていた。こっくりがいなくなり、次々と操られていた会員が倒れ始める。
その光景をぼうっと見ることしかできない私は、後ろでドアが開かれていることにも気づいていなかった。
◇ ◇ ◇
俺が理科準備室に戻ると、事はもう終わっていた。
蝋燭が全て消えていて、その部屋の中はドアから差し込む光の範囲内しかわからない。しかし、みやびが倒れていて、不知火が放心したように座っているのはすぐにわかった。
「みやび!」
「……大丈夫、私が眠らせただけだ。そのうち起きる」
俺がみやびに駆け寄り息をしていることを確認すると、不知火からそんな答えが返ってきた。
「不知火は無事か?」
周りに倒れている会員達を見渡す。不知火は汗でスカーフを濡らし、息を切らしているが無事に見えた。
「今は少し足に力が入らないだけだ……それにしても、秀一君はいったいなにをしたんだ? 女神を召喚する儀式でも知ってたのか?」
「あー……女神ね、そう見えた?」
「見えた。この世の物とは思えなかったぞ」
そうするように言ったのは俺だけど、どこまで派手にやったのか。
「とりあえず、ここから出よう。話はそれからだ」
俺は不知火に手を差し出した。すぐに手を握られ、引き起こす。それは予想よりずっと軽い。不知火が少しふらつきながらだけど、歩けることを確認し、不知火に手伝ってもらってみやびを背負った。会員はきっとそのうち目が覚めるから、放置でいいだろう。
「あー、どこか座れるとこがあればいいんだけど」
「カフェテリアでもに行くか?」
「いや、文化棟から出ると人もいるし、さすがに背負ってるのを見られるのは恥ずかしいな……。それに、まだお礼も言ってないし」
不知火はハテナマークを浮かべているが、理由を話しても信じてもらえるかは微妙なところだ。それよりも実物を見てもらった方が早いと思い、俺は周りをよく確認してから女子トイレへと飛び込んだ。
「秀一君!? 気がふれたか!」
後ろでそんな失礼な声はしたが、不知火も追いかけて女子トイレに入ってくる。すぐに中にいた存在に気付いたようだ。
「えーっと、これが不知火が見た女神、またの名を花子さんだ」
「ごきげんよう」
ひらひらと手を振る花子さん、今は普通の服装に戻っていた。
そう、俺のこっくりさん対策は花子さんの救援だった。理科準備室と、花子さんの住むトイレが近いことが幸いした。
会員の軍勢を不知火に任せ、部屋を出た後、俺はまっすぐ花子さんのいるトイレへ向かった。なんともタイミングが悪く女子生徒が入っていったので、出てくるのを待ち、中を確認してから俺は女子トイレ内へ忍び込んだ。花子さんは3番目のトイレにやっぱりいて俺を歓迎してくれたけど、ゆっくり話している暇もなく、花子さんにこっくりさんをどうにかできないかと相談した結果、奇力と引き換えならどうにか出来ると言ってくれた。
奇力を持っているのはみやびだし、そこから引き換えならいいか、と思って俺は即座にOKを出したが、花子さんが引き換えにした奇力はなんと俺のものだった。俺は体の中からなにかが抜かれる感触がすると、力が抜け、女子トイレの床に這いつくばるという汚点を負った。まぁ、最後のは俺の中だけに閉まっておくことにする。
「私はトイレの花子さん。本来、私一人ならこのトイレから出ることもとても大変なことなのです。でも秀一さんの奇力を頂いたので、少しだけならば外に出ることができました」
不知火に一通り説明した後、花子さんは補てんして説明してくれた。けど、俺にとっては一番それがわからない。
「でも、俺には奇力なんてないはずだ。あるのはみやびだろう」
「人にしては強すぎる奇力を持つみやびさんの隣にいつもいるんですもの。秀一さんが侵されていないと思って?」
そういわれると反論できない。
「秀一君は幽霊の知り合いもいるのか……それにキリョク、気力か? 君は本当に人間か?」
「忍者には言われたくない」
不知火は奇力については知らなかったようだけど、そこまで説明すると長くなってしまうからいいだろう。
花子さんはパッとドレスに身を包む。この格好で行ってほしいと言ったのは俺だ。みやびのことを女神崇拝しているのならば、それに近い形で表れてもらった方がこっくりさんも油断すると思ったからだ。ただ、俺が見た時とは違い、真っ白のドレスはなぜか発光していて、いろいろと光るアクセサリーが付けられていた。、真っ暗の空間にいきなりこの服装で現れたらまさしく女神だと思うだろう。
「無事成功したみたいでよかったわ。私も秀一さんとみやびさんを助けることができてほっとしました。それにいいものも手に入りましたし」
花子さんの手の中にあるのは、黒い球だった。球の中では黒い煙が渦巻いている。
「これはこっくりさんの素、人の想いの塊です。こうやって数人の想いが固まりになることはとても珍しいのですよ」
「それ、どうするつもりだ? 花子さんが持ってても問題ないのか?」
「ええ、よければ私にくださいな。人型に戻して、私の伴侶となってもらおうと思っているので」
とても嬉しそうに花子さんはそう語る。伴侶って……確かに顔はよかったけども。
「そいつは性格が悪いぞ」
「あら、それを教育するのも、お楽しみの一つですよ?」
花子さんは、大切にその玉をドレスの中にしまった。……花子さんの本当の力を、俺はまだ知らない。その笑顔の裏にはとんでもない力があるような気がした。
◇ ◇ ◇
結局、完全下校時間になってもみやびは起きることはなく、俺はなるべく人に見つからないように、みやびを背負ったまま学校を出た。不知火も協力してくれたおかげで、数人としかすれ違うことはなかった。
「秀一君、やはり君は早めにみやびに想いを伝えるべきだと思う」
「……やっぱりそう思うか」
そんな帰り道の途中、心配だからと家まで一応付いてきてくれるらしい不知火にそんなことを言われた。
「ファンクラブは解散するだろうが、こういう騒ぎがもう起こらないとは私には考えづらい。本当に私も信じられないが、みやびは男子からの人気が高いんだ。秀一君との関係を確かなものにするだけで、周りの状況も変わるし、みやび自身も安心すると思う。……それに私の負担がなくなる」
「そして俺の負担が重くなる、と」
「だけど、別に嫌じゃないだろう?」
その通りだが、言葉にはしない。そんな俺に不知火は一つため息をつく。
「私も出来る限りは協力する。といっても私も恋愛経験がないから、あまり力になれないとも思うが……」
「いや、助かるよ」
俺は背中で眠っているみやびを背負い直す。小さいころはよくこうやって背負っていて、お互いに成長したけれど俺たちの形は昔から少しも変わらない気がした。
次の文化祭で、みやびに告白しよう。俺は沈む夕日を見ながらふと、そう思った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます