第5話 復讐に火を灯せ!聖なる者に鉄槌を





勝手に召喚(拉致)された挙句、邪神などと言う存在として崇められてしまった


信者の目はかなり逝っているようではっきり言って怖い




どうやって召喚したの?

って聞いたら、


『古代から伝わる儀式により召喚致しました』

なんて言ってたぜ?


なあ、それ

悪魔召喚の魔法陣じゃね?


そうツッコミたい


だが信者怖い……



「俺を呼んだ君達は何をしたい訳?」


それな!自分でいうのは変だけど、こいつら、生贄持って来すぎぃ!


てか、てか!俺、そんなの食わねぇし!

なんでお前ら

『ささ、邪神様、お食べください』

とか言いながら人肉だす訳?


食う訳ねぇだろ!人に出す前に自分が食ってからにしろや!


「お前らも一緒にどうだ?」



なんてからかってやったら此奴らマジで食いやがった!

なんか、


邪神様の祝福が頂けるぞ!


とか言ってるし








ここまで本気だと可哀想だな

俺的には破壊もPKも好きだから大概のことは手伝えるんだな



「お前らの願いを叶えよう……ただし世界征服などは無理だ」


「何故ですか?」


「めんどくさいからだ」


「………」

ジト目で見ないで!笑


「願い言ってみろ」


「聖なる加護を受けた勇者供に復讐をすることです!」


「ほう?何故だ?」

なんか面白ろそう!


「あいつらは…勇者達はその絶大な力で国を乗っ取り、娯楽の為に村を焼き払ったり、殺し合いをさせたりしているのです」


おいおい、此奴ら本当に邪神教徒かよ

そういうのはちゃんとした神に……いや、俺も一応神だったわ笑

というか、勇者、邪悪過ぎw

何が聖なる加護だ…どっちが邪神教かわかったもんじゃねぇぜ!


「ふむ、手伝ってやる。まぁその前に少し自己紹介してやろうじゃないか。」


「「「「ありがとうございます!」」」」


神っぽく話しておくか!


「俺は自由職教の一柱のシダンだ。自由職教に崇められているが、その昔、異教徒を殺戮し、悪魔と呼ばれていたのだ」


「悪魔……」


「そうだ。悪魔とは古代に存在した邪悪な存在…

契約により願いを叶え、叶えた願いにより代償を与える」


「それでも…」


「それでも俺と契約するか?」







うひょー!なかなかいい感じじゃない?

今の俺、ちょーカッコ良くなかった?

ねぇねぇ!







「…っ!それでも!勇者に!

我々にはもう希望がありません!

契約をします!」




ごめん…調子に乗ってたわ…



「わかった。ではここに血のサインを」




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