二十九日目

これを書いているのは珍しく朝方だったりする。

なぜかといったら祭りが夜から始まるためだ。

祭りの日は次の日まで飲み明かすのが恒例であり、書く時間がないのだ。というか酔っ払ってて書ける状態にないと思う。

本格的に始まるのは夜からだが、皆朝からどこか浮き足立っている。

子供たちはいつもより綺麗な衣装で駆け回り、幾人かの大人はもう赤ら顔だ。

流石に昼間から飲む度胸はないからその辺をほっつき歩いてきた。顔見知りと会えばまた夜にな、と声を交わしあった。

今年はうちの宿に集まる予定だ。


さぁって、ツマミの用意でもするかな。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る