二十二日目
街がまた騒がしくなっている。
ただし今度は、楽しそうなざわめきだ。
もうすぐ祭りがあるのである。
店ではあれこれ関連商品が売られ、少しずつ提灯や飾りが増えていく。
毎年のことだがこの街の祭りは華やかで、他所からも人が押し寄せる。
そして、これに関連した依頼も増えるのである。
飾りつけの手伝いは勿論、材料集めもだ。神事に魔物の落とすアイテムが必要で、俺たちはそれを大量に集めねばならない。
で、集めた数に応じて記念品が配られるというわけだ。お菓子やら酒やら飾りやら。何がもらえるかは完璧にランダムだ。
明日あたりから出ることにしよう。
(街を見て回ってたら夕方になっていた)
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