二十日目

あんなことがあろうと時間というのは平然と流れているわけで。

ギルドに行ってみるとこれまで見たことがないほど大量の依頼が来ていた。

俺たちは一人でではないにせよ、毎日この量をこなしていたのか。

仲間たちと顔を見合わせ誰からともなく肩をすくませた。

魔物は散々倒したからしばらく見たくない、というわけで雑事の依頼をいくつか受けて回った。

ちなみに依頼のほとんどは雑事だったりする。

計6つほどの依頼を終えて、今日は終わった。

平和っていいなあ、なんて柄にもないことを思ったりした。

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