十七日目

森。

ここは洞窟から比較的近くにあるため、移動は楽だった。

楽だった、けど。

森に近付くにつれミリーの顔が顰められていった。

どうやら相当な瘴気が出ているらしい。

つーことはまさか、ここか?あれだけ結界石の置かれている場所があるというのになんで俺たちなんだ。いいけどさ。

現段階では何ともいえない、けど宿に幾らか怪我人もいたし、多分ここだろう。

宿の近くだけ探索したが、魔物の量も多かった。

あー、これはメイド長達居ても油断できないかな。せめて誰も死なないようにしないと。

明日で片付く、かな。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る