第11話 真実とは?

どんどん人間が現れてくる、そこには地球で偉い人達も含まれていた。


「もっとだー、もっと人間を殺させろー

そして〜もっと手応えのある人間と戦わせろ〜」


と叫びながら、人間の悲鳴とともに、殺戮(さつりく)を楽しんでいた。


その頃、地球では・・・


「どんどん人が消えていく、どうなってるんだ?」


「お母さん助けてー」


「待ってー、どこに行くのー?」


どんどん人間が消えていたので、大パニックになっていた。


白空間世界では、ペルンが指パッチンした瞬間、お菓子の世界が違う異空間世界に飛ばされた時、僕とゼル、ロゼが正気に戻り3人は顔を見合わせた。


「俺たちは一体、何をしていたんだ?」


「わからない僕は今、何をしていたんだ?」


「お菓子の世界がどっか違うところに飛ばされたわ」


僕とゼルは驚いた顔で、ロゼの顔を見る


「おい、ロゼどういうことだ?」


「私にもわからない、でも私が作った世界だから感じるのよ」


「何を感じるの?」


「お菓子の世界が飛ばされたって感覚よ」


僕とゼル、ロゼは上を向いた


「おいペルン、お前何をした?」


「お菓子の世界を違う異空間に飛ばしただけだジェー

これで、天国と地獄は守られたジェー

でもまだ、安心はできないジェー」


ゼルは眉間にしわを寄せながら、ペルンを睨みつけ叫んだ。


「そんなことは、聞いてなねーんだよ

なんでお前は、勝手にそんなことをしたって聞いてんだよ」


ペルンはゼルを嘲笑ったかのような顔で見つめながら


「君たち三人は、僕ちんに膝まづいて言ったんだジェー」


ペルン様の仰せのままにって、するとゼルがまた声を張り上げてペルンに向かって言った。


「こいつとロゼは言うにしても、俺がそんなこと言うわけねーだろー」


「ねえゼル、それはどういうこと?」


とロゼはゼルの後ろに回り込み、首を絞めながら言った。


「ううう、ぐびがあ゛あ゛あ゛あ゛、ロ、ゼすまねええ」


と言いながら下に倒れこみロゼがゆっくりと腕を外した。


「ひどいぜ、ロゼ、あー死ぬかと思ったー」


「あんたが根拠もないことを、言うからでしょー

もっと自分の言葉に責任をもって、しゃべりなさい!」


涙目になりながらゼルが、首をさすりながら倒れこんでるときに、僕もゼルに言った。


「僕だってそんなこと、言うわけないだろー

僕も命が、かかってるんだからさー」


「まあーそりゃそうか、じゃあどうなってるんだ?」


するとぺルンがしゃべりだした。


「だから、君たち3人が僕ちんに膝まづいて、ペルン様の仰せのままにって言ったんだジェー」


といいペルンが、手をぽんぽんと二拍手した、すると3人の頭の中に僕たちが、膝まづいて(ペルン様の仰せのままに)と言っている映像が流れた。


「これは一体どういうことだ」


「僕たち、ほんとうに・・・」


「そんなバカなことがあるの」


と3人は心の中で叫んでいた。


するとぺルンが僕たちにドヤ顔で言った


「君たちの頭に映像を流したじぇー、これが証拠だじぇー」っと


つづく

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