カゲロウ
@kuronekomaru
プロローグ
666年6月6日この日地図から街が一つ消えた…街は地獄のように燃え盛り、町人達は炎にまかれ死んでいった…人々はその日を、悪魔の日と呼んでいる…その悪魔の日から一体の生物が地上に降り立った…人々はそれをこう呼ぶ『龍』…と。龍は1年1度、人間に試練を受けさせる…その試練はとても過酷で死者は何人も出た、生きて試練を失敗したとしても、その試練の過酷さが頭にこびりついてまともに生きることはほとんどできない…試練を完全にやり遂げた人間は龍から1本の刀を授かる、その刀の名は『龍刀』。龍刀は龍の魂の具現化したものである、なので1頭の龍から1振りしか授かることが出来ない。龍刀は不思議なもので、所有者の身体能力を大幅に上げ、所有者以外の者が刀を抜こうとしても柄から抜けないのである、他にも不思議な能力があるらしいのだが、それはまだよくわかっていない…さて長話はここまでにしよう、この物語は1人の人間の仇討の旅、そしてもう1人の人間の成長の旅の物語
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