いじめの深さ
@kuriyaku45
弟はどこへ
「いじめって何だろうね」そんなことを私の友人が言い始めた。私は軽く「人を殴ったり蹴ったりすることじゃないの」そうすると友人は「じゃあ私があなたを殴ったら先生にいじめにあったって言える?」私は言葉に詰まった。
そのあと友人と別れ、一人くらい帰り道を帰った。
その帰り道、友人の「いじめって何だろうね」と言う言葉が頭を離れなかった。
友人とは中学が同じで毎日のように遊んでいた、ただ高校は別々になってしまい会うのも一ヶ月に1、2回程度になってしまった。だから友人が学校ではどうとかまったく知らないし聞いたこともなかった。ただ興味がわかなかったのだ。
家に帰ると、父親がリビングで犬と戯れていた。これはいつもの光景であったが、なにか家の空気が違った、弟がいないのである。
いじめの深さ @kuriyaku45
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。いじめの深さの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます