第1085話 『パリの謝肉祭』 スヴェンセン


 ヨハン・セヴェリン・スヴェンセン先生(1840~1911)は、ノルウェーにおける交響曲の、最初の大成者さんで、先輩グリーグ先生が、どちらかとうと、歌曲、ピアノの小品、室内楽に本領を発揮したのに対して、大きな管弦楽も得意分野でしたような。


 スヴェンセン先生の交響曲が出現した際にあたって、グリーグ先生は、自作の交響曲をしまい込んでしまい、演奏を禁止したとか。


 ただ、ジョン・ホートンさまの『北欧の音楽』を見ますと、スヴェンセンさまは、デンマークでは高く評価されながら、自国のノルウェーでは、当時は十分な評価は、受けなかったようです。


 こうしたことは、日本でもありましたような。


 ただ、日本は、アメリカで受けると、自国でも評価されるようになるとか、ま、そういうのもあるみたい。


 この作品、基本は、『うきうき』かとは思いますが、中間どころが、なかなか、じゅわじゅわ、してまして、やましんは、そこらあたりのほうが好き。


 夏は、北欧音楽を、いかが?



□□□□□□□□□  うつ 🏔️ うつ □□□□□□□□Δ



 

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る