第1086話 『ピアノ三重奏曲ホ長調 K.542』 モーツァルト
なにか、難しい音楽を聴かせやしょう。
なんて、魂胆はまったくないにも関わらず、どんな難しい音楽をも、軽く飛び越えて行ってしまう。
いかにも、モーツァルト先生らしい傑作。
こういうありかたは、モーツァルト先生と、シューベルト先生にしかできなかったのではないかなあと。
第1楽章には、歌曲『クロエに K.524』の後半の節回しを匂わせます。
作曲は、三重奏曲がちょうど一年くらい後です。
モーツァルト先生には、こうしたことは、よく感じます。
第2楽章は、ピュアなおうた。
第3楽章が一番込み入っていて、なかなか、こった雰囲気を見せますが、ちょっと泣かせる場面を作るのも、モーツァルト先生ならでは。
親しい仲間と演奏するのが目的だったような作品ですが、いやあ、こんな良いもの聴かせていただけて、ありがとございます。
1788年6月22日作曲。
・・・・・・・・ うつ 💐 うつ ・・・・・・・・
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