第998話 『エコセーズ変ホ長調 WoO 83』 ベートーヴェン ?


 ついでに、もうひとつ。こちらを。


 これまた、昔から有名すぎて困っちゃうくらいの音楽で、やましんは、中学一年生前後あたりから、父が買ってきたレコードで、前回のメヌエットとともに、しばしば、聴いていた(ピアノ弾けないから。)のであります。


 しかし、どうも、この曲、成立が、しっくり来ないのです。


 一応、1806年の作品で、1807年に出版とされていますが、クエスチョンマークにしている場合もありますような。


 ほとんど、ひとつの曲のように見えますが、小さなパーツがつながって『6つのエコセーズ』とされます。


 ただ、やはり、霞を被ったみたいに、すっきりはしません。


 ベートーヴェン先生の時代は、日本ではまだ江戸時代です。


 つまり、近代直前で、録音ができるようになる一世代前で、あまり細かい状況がわからないことも多いようです。


 ま、しかし、『うつうつ』では、気にしないことにします。


 なんだか、個人的な感慨かもしれませんが、懐かしくて、セピア色の時代の想いで、みたいな感じです。


 これを、名人が演奏すると、なかなか、すごいことになったりもします。




・・・・・・・・・・ うつ  🐄  うつ ・・・・・・・・・・ 

 

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