第955話 『深き淵より』 モンドンヴィル


 『深き淵より』については、ドラランドさまなどの作品で、登場ずみです。


 モンドンヴィルさま(1711~1772)も、再登場。


 こちらは、1748年、同僚の音楽家、アンリ・マダンさまのお葬式用に作曲されたよし。


 作曲当時から、非常に美しいと、大変に好評だったそうで、たくさん演奏されたようであります。


 お葬式用だったので、最後に、『レクイエム』の冒頭文が置かれています。


 宗教的な内容は考えなくても、現在、世界の多くの人達が、深き淵より、自分の声を聴いてほしい! と、叫んでいるんだと、思います。


 後半に行くほど、なんだか、たまらなく、うつうつに、美しくなるように思います。


 聴いているのは、ウィリアム・クリスティさま指揮による、国内盤解説書付きのCDです。(エラート WPCS-6069)


 『うつうつ』は、やましんの、控えめな叫びでもあります。はい。




 ・・・・・・・・・・うつ 😱😱 うつ・・・・・・・・・・


 

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