第940話 『ミサ・ソレムニス』 ハレーン


 アンドレアス・ハレーン先生(1846~1925)は、すでに、登場ずみの、スウェーデン、エーテボリ出身、の作曲家さま。


 こちらは、合唱、オルガン、ソプラノ、アルト、テナー、バス、ピアノと、チェレスタのための作品です。


 どうやら、ハレーン先生、最晩年の作品のようで、ご本人への1923年のインタビューからすると、完成したのは、前の年だというので、1922年らしいです。


 伝統的な、ラテン語による、ミサ曲ですが、編成からも感じますが、派手さはなく、また、あまり複雑に対法的な合唱音楽ではなくて、グレゴリオ聖歌ふうなわけでもなく、もっと、近代的で、ピュアな音楽です。


 なので、大変に、聴きやすい。


 気持ちよい。


 後半ふたつ、サンクトゥスと、アニュスデイがとくに美しいです。


 『死の島』ばかり聴いていましたが、ハレーン先生、なかなか、スゴいではないですかあ。


 いまきいているのは、2019年から2020年に録音され、今年出たばかりの最新録音。


 『スウェーディッシュ ソサエティ』(SCD1178)で、あります。




 ・・・・・・・・・・ うつ 😭 うつ ・・・・・・・・・・ 

 

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