第928話 《ひとやすみ☕😃☀️コーナー その1》・・・交響曲の繰り返し
特定の曲を取り上げる普段のやりかたと、ちょっと違う事を、たまに、やってみましょうか。というわけです。
ただし、いつものことながら、やましんは、ド・しろとなので、そこはよろしく。
古典的な交響曲の、第1楽章は、ソナタ形式のことが多く、『前奏~第1主題提示~第2主題提示 :||(右は太線) 展開部~ 第1主題再現~第2主題再現~終結部』
と、まあ、おおまかそう来ることが普通ですよね。調性のことは、パスして。
たとえばベートーベン先生の『交響曲第5番』を、思い浮かべていただきますと、と、かなり多くの演奏で、この:||(右側は太線)は、リピート記号ですが、これがしっかり、ありまして、わりに、ここで冒頭に戻る演奏が多いようです。(2回くり返すわけ)。
しかし、繰り返さない場合も、聞きます。
『第6番』(田園交響曲)も、そうですね。
『第9番』になると、提示部自体がおっきいこともあり、繰り返さない演奏も多くなるようですが、しっかり繰り返すこともあり、雰囲気的は半々くらいかな。
『第7番』は、長い序奏があるのですが、スコアを見ると、主部の頭と、提示部のお終いには、ちゃんと、リピート記号があります。
でも、無視して先にいっちゃう場合が多いかも。
でも、これって、ロマン派も中盤から後半に入っても、ちゃんと、やってる人がいるわけです。
ブラームスさまの『交響曲第1番』のスコアを見ても、ちゃんと、リピート記号がありますから、繰り返すのが本当。
夕べ聞いてた、群響の録音(ALM ALCD-8001)は、しっかり繰り返ししています。
でも、ブラームスさまは、繰り返してない方が、最近は多いような。
さらに、ドボルザークさまの『交響曲第9番(新世界交響曲)』のスコアにも、きっちり繰り返し記号があります。
こちらは、めったに繰り返してるのは聞かないよな。
でも、コリン・デイヴィスさまのCDでは、繰り返ししておりました。
しかし、シベリウスさまの『交響曲第2番』には、繰り返し記号は、見えません。
また、フランクさまの『交響曲ニ短調』では、繰り返されるけど、転調されてしまいますから、これは、繰り返さないわけにはゆかないだろ。
という、わけで、こういうあたりを、気にしながら聞くのも、しろとの楽しみのひつとなわけ、であります。
********** うつ ✌('ω'✌ )三✌('ω')✌三( ✌'ω')✌ うつ **********
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