第678話 『ピアノと管弦楽のためのラプソディー作品1』 アッテベリ


 な、なんだ、この、面白、じゅわじゅわな、変わり種な曲はあ❗


 最初のあたりは、中東付近の音楽な、くねくね雰囲気なのに、あらま、不思議。


 いつの間にか、北欧風になっていたりします。


 何を隠そう、スウェーデンのアマチュア作曲家の星、アッテベリ先生(1887~1974)の、作品1。


 1908年から、翌年にかけて作曲されたそうです。


 最初から、こんな、個性の固まりみたいな曲を作っていたんだなあ。


 公務員をしながら、作曲活動をした、いかにも北欧的な異色のアマチュア。まあ、天才さんです。


 いかに、公務員とはいえ、本業以外の時間は限られたはず。


 にもかかわらず、大量の作品を残したということは、書くスピードが早かったとしか考えられないです。


 ただし、作風は、ロマンチックなもので、前衛ではありませんし、音楽史上、革命的な、なにかを為し遂げたわけではありません。


 ただし、すっごく、個性的。


 そこが、アッテベリ先生ならではなのです。


 CDは、CPOレーベルから、出ております。(999 732-2)


 あの!『ピアノ協奏曲変ロ短調作品37』が、いっしょです。


 それはもう、作品的には、『ピアノ協奏曲』が、断然、優れております。


 こちら、わりあい、新しい録音なので(2000年2月から、3月)、むかしの、スターリングから出ていたCDとは、異質な音が聞こえるのも、面白いです。


 ただし、最終的には、ずきずき、かと。(間違いました。すきずき、です。)


 『ピアノ協奏曲』の録音では、丹 千尋さまがソロの、日本初演の録音が、さらに新しいです。そちらは、2010年9月4日のライブ。リブロ、LC-0018。


 ライブなので、オケに多少のぶれは、あるかな、なんですが、ソロは、すごい。びっくり。熱演。

 

 いや、やはり、ライブは、面白いです❗




・・・・・・・・うつ  🕺  うつ  ・・・・・・・・・・






 


 

 

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