第617話 『七重奏曲変ホ長調作品20 (管楽合奏バージョン)』 ベートーベン作曲/クルーセル編曲

 若きベートーベン先生の、超人気作品だった曲。


 名前を売り出すことには、大成功したけれど、これは、ベートーベン先生が目指す場所ではなかったため、ちょっと、足かせにもなっていたらしいです。


 俳優さんもそうですな。


 あまりに、ある作品で、大当たりすると、他の世界に移動する障害になる場合があるわけです。


 ま、しかし、まったく、あたりも、かすりもしない人から見たら、うらやましい限りでありましょう。


 ベートーベン先生の、この曲とか、ラヴェル先生の、『亡き王女のためのパヴァーヌ』なんか、代表格で、作曲した本人は、あの曲のベートーベンさん❗とか、あの曲のラヴェルさん、とか、まあ、そう言われるのを、凄く嫌がっていたらしいです。


 しかし、人気になれば、あやかろうとする人などから、さまざまな、編曲バージョンがでてくるわけですが、しかし、これには、必要性もあったと、思われます。


 元々は、クラリネット、ファゴット、ホルン、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、なわけですが、管楽器だけでやりたい、ピアノ入りの室内楽にしたい、などなど、いろんな要求があるわけです。


 著作権が定められている現在ならば、ベートーベン先生が、なかり、もうけた可能性がありますが、当時は、そういうわけではなかったらしいようです。


 ベートーベン先生自身の手になる、ピアノ三重奏曲バージョンもあり。


 クルーセル先生が、きちんと、ベートーベン先生の許可を取ったのか?


 調べが及びません。



 クルーセル先生は、フィンランド生まれ、スウェーデン中心に活躍した、クラリネットの名手で、作曲家さん。(1775~1838)


 この方は、名高い名人であり、こうした管楽器の合奏は、必要性があったのでしょう。


 第6楽章で、クラリネットが、名人芸を披露するあたりは、その、真骨頂でありまして、さぞかし、受けたのでありましょう。


 最初は、はじめの2つの楽章をアレンジし、1805年には、ストックホルムで、演奏していたらしいです。


 クルーセル先生がクラリネットの演奏で、最後にあらわれたのは、1834年だったようです。


 出版された楽譜では、どうやら、フルート(たぶん、まだ、古いフルートですな。)イーフラのクラリネット(オリジナルでは、ヴァイオリン)、ベーフラのクラリネット二本、バスーン二本、セルパン(ユーフォニュームあたりのご先祖さま)、イーフラのホルン二本、イーフラのトランペット、バストロンボーン。(イーフラとかは、イーフラットの……との、意味あい。こうした楽器は、移調楽器とかいいまして、『どー』、とふくと、ハ長調のドではないほかの、ど、が、でるわけで、頭の悪いやましんが、くらくらになる原因となります。はい。ちなみに、むかし、やましんが、吹いていた、メロ・フォンは、エフ管でした。下手くそで、めろめろ、でありました。なんせ、本人は、フルートをやりたかったし。男子は、フルート、だめ、と、言われました。これ、あきらかに、差別ですよね。)


 あら、何本かしら?


 ま、そこらあたりは、あまり、追及しないように。


 スウェーデン、スターリング・レーベルから、CDが、出ておりました。


 なんとなく、管楽器だけの合奏は、多少、ユーモラスになる傾向がありまして、ある意味、(なんの意味やらあ)癒しの雰囲気を醸し出します。


 なので、『うつうつ』に、入れました。


 今日は、おなかのステントを交換したので、10分おきには、おトイレに走っております。


 よい、運動には、なりますが、ちょっと、気持ち悪いです。




・・・・・・・うつ  ♨️ ♨️ ♨️ うつ・・・・・・・・・・・


 


 

 


 


 





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