第566話 『フルート・ソナタ 作品167 『ウンディーヌ』 ライネッケ

 シベリウス先生に、匹敵する長生きをした、ライネッケ先生です。(1824~1910)


 しかも、晩年にいたるまで、活動していたところがすごい。


 なにしろ、お生まれになったときは、まだ

、ベートーベン先生、シューベルト先生がご健在だった時代。


 ライネッケ先生の先生には、メンデルスゾーンさんや、シューマンさんが含まれます。


 ブラームスさんの、『ドイツレクイエム』の初演に当たって、指揮をしたのは、ライネッケ先生。


 やましんが大好きな、北欧からのお弟子さんもたくさんいて、グリーグさん、スヴェンセンさん、シンディングさん、などは、ライネッケさんに、教えを受けたかた。


 この、フルート・ソナタは、ライネッケ先生のたくさんの作品のなかでも、今日まで、忘れられずに演奏される有名曲です。(全体的に、忘れられがちです。)


 全体は、4楽章構成であります。


 『うつうつ』的には、第3楽章が、たいへん素晴らしい、名旋律でありまして、じゅわじゅわな、癒し度の高い音楽です。(個人差あります。)


 ただし、この曲、かなり、演奏は難しい。


 やましんは、お近づきにはなりたいものの、ちょっと、歯が立たないかなあ。


 なにしろ、長生きなので、ご自身の録音も残っているようです。(ただし、自動ピアノへの録音のようですから、録音と言えるかどうかは、ちょっと微妙。記録と言うべきかもです。)


 ライネッケ先生には、『ゆりかごから墓場まで』なんて作品もあります。


 1914年からは、第一次世界大戦。


 20世紀は、戦争の時代になりました。


 さすがに、やましんが生まれるのはまだ先ですが、あと、半世紀もない。




・・・・・・・・・うつ  🌊 🌊 うつ・・・・・・・・・・・・・・・・


 


 


  

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