第553話 『エストレッラ・デ・ソリア序曲』 ベルワルド

 スウェーデンの個性の塊、発明家に近い、天才作曲家。


 フランツ・ベルワルド先生。(1796~1868)


 あまりに、個性的なため、当時の音楽界からは、無視されっぱなしで、しかたなく、実業界で活躍し、健康器具の開発、販売をして、それなりに成功したかた。


 最晩年に至り、ようやく、音楽家として認知され始めたのであります。


 そこで、この、歌劇も、1840年代に入って、すでに、書き始められたのですが、理解が得られなかったのか、ステージに乗ったのは、晩年になってからだったようですが、そのときは、人気を呼んだようです。


 人間、世の中から、認められなくても、頑張って続けていると、亡くなる寸前辺りで、良いことが起こるかも、しれません。


 とは言うものの、この、序曲は、傑作です。


 やや、際もののように、言われやすい、ベルワルド先生ですが、いやいや、堂々たる、傑作ですよ。


 確か、全曲のCDも、かつて、出ておりまして、買った覚えがあります。


 まだ、やましん、30歳過ぎくらい(???)の若者だったかな?


 ただ、実物は、いずこ?


 『ソリアの星』とか、訳されて、コメントがついておりましたが、資料自体がない時代でしたから、担当者さまも、かなり、悩まれたのでありましょう。


 エストレッラは、人のお名前でしたような。


 また、むかし、モーツァルト先生の、『ピアノ協奏曲〈ジュノーム〉』が『若い人』と、訳されたことがあったようですが、この、ジュノームさまも、実は、人のお名前でありました。


 人間、勘違いや間違いは、あって、おかしくないのでありますが、まあ、自分は、したことない、いや、しない。という、方もいらっしゃるのでしょう。


 もう、二十年くらいは前、とある、名高いピアニストのかたが、インタビューで、自分の年代で、ミス・タッチなんかしてられない。と、おっしゃっていまして、すごいなあ〰️、と、さすが、世界のトップ・プロは違うなあ。と、感心したものであります。


 サラリマンというものも、そうであるべきなのでしょう。


 しかし、やましんのごとく、失敗ばかりの人間もあります。


 やましんは、60歳越えまして、もう、他人さまの失敗は、原則、責めないことにいたしております。(政治家さまは、例外です。それに勝る、巨大な権力があるからです。でも、誉めるべきときは、いやみ、じゃなく、誉めてあげるべきとも思いますが。) 


 自分ができないことを、あげつらいましても、みっともないだけでしょうし。


 え、なんの、お話しでしたか?

  

 


 ・・・・・・うつ  ✨ ✴️ ❇️  うつ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 




 

 


 

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