第551話 『ヴァイオリン協奏曲第2番』 サン=サーンス

 可哀想といえば、こちらも、同じくらい、ちょっと、可哀想。


 サン・サン先生、最初の、協奏曲作品。


 第2楽章が、極めつけの、『うつうつ』音楽で、なかなか、癒し効果のある音楽でありまして、お背が、ぞくぞく〰️✨と、来る感じがあります。(個人差あります。)


 しかし、こちらも、なかなか、ステージには、登場させてもらえないような、気がします。


 第3楽章は、『うきうき』系音楽なのではありますが、なにか、ひじょうに、懐かしい風情がこもっていて、理屈はつけられないのですが、どことなく、1950年代の香りがあるのです。


 つまり、いくらか、ポピュラー音楽的な乗りがあるのです。


 民族舞曲的な、あるいは、ダンスホール的な、と、言っても、良いと思います。


 作曲されたのは、しかし、1858年。


 形式的には、伝統的な協奏曲のスタイルを踏んでいます。


 これも、無視するのは、もったいなさ過ぎであります。


 もっと、演奏してください。




・・・・・・・うつ  💃 🕺 💃 うつ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 


 


 


 

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