第531話 『交響曲第3番』 ブラームス

 ブラームス先生の、4つの交響曲中、たぶん、一番、しぶく、にがみばしった、おじさん味(なんだ、それは、)または、むかし、華やかなりし、いまは、もう、廃れた、港街ブルース、みたいな交響曲。


 それは、おそらく、全体的に響きが深く、ダークだからであります。


 でも、すごく、魅力的なメロディーを持つのです。


 第1楽章なんかも、どわっと、来るわりには、なんか、あか抜けない。


 やや、語り方も、無愛想。


 それが、ブラームス先生なのである。


 と、いえば、それまで?


 しかし、その、ブルースの真骨頂が、第3楽章にやってくるのでありまして、ここは、初演当時から人気だったらしいです。


 日本人にも、なぜか、うけるらしいです。


 場末の屋台で、焼き鳥をいただく雰囲気なのかも。


 第4楽章は、それなりに、はでなんですが、最後、すう〰️〰️〰️っと、第1楽章の主題を回想しながら、あとを引くように終わってゆくのが、ちょっと、なぞで、そこが、いい。


 第2番は、最後、すかっと、ゆくので、なんか、やったあ〰️〰️〰️〰️〰️☺️という雰囲気になりますが、この第3番は、なにか、ふっきれない、やましんの気分な、交響曲である。(そりゃ、よけい、意味不明だろ⁉️)


 1883年の作品。


 初演は、12月2日。

  

 2月には、東京で、46センチゆきがつもり、8月には、インドネシアのクラカタウ火山が大噴火し、津波は、鹿児島まで、やってきたとか。


 しばらくは、地球の、お空の色が、おかしかったとも。


 ムンク先生の、あの、😱叫びのお空の色は、その反映ではないか、との、ご意見もあるとか。(1893年に、最初に、描かれた。)


 日本ではじめて、天気図が作られた。 


 なお、1879年には、アインシュタイン先生が、お生まれになっていまして、核兵器が作られるのは、もう、次の世代だなんてことは、ブラームス先生は、思ってなかったかも。


 時代が、急速に過激になってゆくのであります。


 20世紀は、戦争の時代になりました。


 それも、ぜんぶ、おしまいになったけど、まだ、いろいろ、決着はつかないです。


 永遠に、着かないかも。


 核実験するんですって?


 一回やったら、あとは、泥沼だと、いうではありませんか。


 おいらも、おいらも、に、なりそうな。


 やましんには、力は、またく、ないけど。


 あ、ま、これは、波のような音形が主体の、全身マッサージみたいな、交響曲。




・・・・・・・・うつ  🌋 うつ・・・・・・・・・・・・・・・・


 


 


 


 

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る