第521話 『オストロボスニア交響曲』 オズヴァルダス・バラカウスカス
『Osvaldas Balakauskas』さまは、リトアニアの作曲家さまであります。
1937年に、『Miliunai』の、村にうまれ、
やがて、キエフのコンセルバトワールで、まなんだ。1969年に、リトアニア作曲家ユニオンに在籍し、それから、外交活動にも活躍し、リトアニア・ミュージック・アカデミーで作曲を教えた。
ときに、ヴィタウタス・ヴァルカウスカスさま(Vitautas Barkauskas 1931~ )も、やはり、リトアニアの名高い作曲家さまです。
よく、綴りを見ないと、ちょっと、すごく、間違えそうです。
この作品は、1990年に、初演された作品だそうであります。
………と、えらそに、言っておりますが、これは、CDの解説の抜き読みでありまして、フィンランドのFinlandiaレーベルから、だいぶむかし、1995年に出たCDからのおはなしで、やましんちの本棚に、ながねん、ほったらかしに、なってたCDさんであります。(4509
-97892-2)
あまり、聞いてないので、ピカピカ✨です。
演奏は、オストロボスニア室内管弦楽団で、指揮は、ユハ・カンガスさまです。
オストロボスニアは、フィンランドの、いち地域であります。
その、オストロボスニアの、カウスチネンというところで、『民俗音楽祭』が行われておりまして、1990年の音楽祭で、初演されたと、いうわけであります。はい。なんだか、書き方がわるくて、ややこしかったです。
ときに、リトアニアは、バルト三国のなかで、いちばん下側で、歴史的には、ポーランドとの関係が深く、また、ロシア、ソ連とも、苦しい歴史が続いたお国でありますが、なかなか、日本の学校では、教えていただくことは、なかったです。最近はどうか、知りませんが。
やましんが、学生時代は、ソ連の一部でありましたし。なおさら、目立たない。
ただ、わりと、最近になって、杉原千畝さまのことが、一般に知られるようになりました。
1939年から、40年にかけて、リトアニア・カウナス領事館に、ご勤務なさっていた際に、欧州各地の難民、多くは、ユダヤ人の方々であったそうでありますが、に、ビザを発給し、救済を図った(外務省の意向に逆らって。外務省からは、不服従とみられた。)できごとの、ことであります。
これは、外務省で、問題になり、その後、退官(自己都合だったらしい)。日本政府が、正式に、杉原さまの名誉回復をうたったのは、西暦2000年のことだったとのこと。
諸外国から、その行為が、称賛されているのに、外務省自体は、あくまで、命令違反は、許せなかったらしいような、です。
しかし、これは、すでに、偉い方々で、けんけんと、議論されてきたことで、映画やオペラにもなりで、無知な、社会から脱落した、やましんごときが、『うつうつ』で、書くことでは、ありません。(あんた、書いてるじゃない。いやいや、これは、あくまで、楽曲のご紹介の、付録で、やましんは、またく、詳しくは、存じないのです。)
で、日本も、戦争で、国民は、ぎたぎたになった時代であり(やましんの、父母の時代。父は満州で、働いておりました。)ますわけですが、リトアニアも、戦乱また、戦乱で、国民はたいへん、だったのでありましょう。
たくさんの、名もなき命が、失われたのでしょう。
しかし、音楽に関して、必ずしも、現在も、一般によく知られるわけではありません。
バルト三国のなかで、エストニアが、比較的、日本でよく、知られるのは、ヤルヴィ、父、子、さまがたの、功績であります。
やましんも、パパさん、ネーメ・ヤルヴィさまの指揮によるLPや、CDには、若い時代から、ずいぶん、お世話になってきております。
息子さまの、パーヴォさまも、日本で、大活躍中ですね。
北欧地域の音楽を、知らしめていただき、やましんなどの、社会の外れの果ての音楽好きにまで、大きな影響を与えてきた、偉い方々であります。(現役❕)
で、なかなか、はなしが、進みませんが、こちらは、リトアニアのバラカウスカス先生であります。(なにせ、この項目、もう、三日目です。)
わかいころから、どうやら、アントン・ヴェーヴェルンさまの影響を、受けていらっしゃったようであります。
そこで、この作品も、調性感は、ありませんで、ばりばりの、現代音楽です。
音楽としてより、テレビドラマの音楽としてならば、むしろ、分かりやすいのかもしれないです。
まさに、スリラーものには、わりかし、合うかもしれない。
しかし、それは、作曲家さまの意図するものでは、ないでしょう。
フィンランドの普通のご家庭には、こうした、現代音楽のCDが、普通に置いてあったりするのが、普通なんだそうでありますが、『自分が生きる時代の音楽聴くのは、あたりまえでしょう?』
と、テレビのインタービューで、答えていらっしゃいましたような、覚えがございます。
なぜ、フィンランドや、バルト三国などの、小国から、次々に、天才がでるのか!
と、いぶかる、日本で、フィンランドの教育本が、ばんばん、売れたのも、最近。
この地域は、そうした、音楽祭あたりを見ても、古いものだけではない、新しい音楽も、普通に、演奏し、聞いてる、そうした、連携がうまく、いってるのかな、と、あほながら、思ったりいたします。
合唱音楽なんかも、すごい、語弊はありますが、士気がたかいぞ。
この曲も、何回も聞いてると、なんだか、良いです。
どこが、どうなってるのか、結局は、よく、わからないけど。
ちょっと、昔は、スター⚪⚪さまが、ひとこと、『ちまらん』と言ったら、もう、おしまいで、怒らせたら、へたしたら、命に関わった地域です。
いつまでも、平和に栄えあれ。
・・・・・・・うつ 〽️ 〽️ うつ ・・・・・・・・・・・・・・・
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