第484話 『幻想序曲 ロメオとジュリエット』 チャイコフスキー

 チャイコ先生の、初期作品です。


 交響曲第1番と、第2番の間。


 バラキレフ先生の強力な後押しがあったようです。


 バラキレフ先生といえば、ロシア5人組の大将さんで、チャイコフスキー先生とは、かたきみたいなイメージがありますが、世の中、そう、単純なわけでも、なさそうです。 


 初演は、1870年3月16日。


 その後、かなり、改訂されているようです。


 バラキレフ先生は、その後、1870年台、大スランプに陥り、音楽家から手を引いていた時期もあったくらいです。


 チャイコフスキー先生は、登り坂をたどってはいたのですが、たいへん、気分の浮き沈みが激しく、結婚に伴う、強烈なストレスからか、1877年、モスクワ川での、自殺未遂事件を起こしたりもしています。


 まあ、どちらも、大変だったようなのです。


 だから、では、ないでしょうが、やましん、どうも、この、作品は、むかしから、なぜか、苦手でありました。


 しかし、世間の人気は非常に高く、ブラスにも編曲されて、現在もさかんに演奏されます。


 個人的感想ですが、チャイコフスキー先生の音楽には、どこか、現世離れしてる部分がありまして、一部は、あの世に、入り込んでるところがあるように思います。


 たいへん、癒し効果が高い反面、使用法には、よく、注意が必要なのであります。




・・・・・・・うつ  🌷 🌸 🌺 うつ・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 

 


 

 

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