第459話 『セレナード 作品64』 フェルディナント ヒラー

 ヒラー先生(1811~1885)は、メンデルスゾーンさまとも親しかった、なかなかの大物です。


 基本的に、大ピアニストであり、ピアノの作品がたくさんある方。


 ピアノ協奏曲が三曲ある。


 この作品は、ピアノ三重奏曲であります。


 ただし、ちょっと構成が変わっております。


 まず、『行進曲』


 そこらあたりが、『セレナード』の所以かもしれません。


 18世紀の器楽合奏としてのセレナードは、たしか、入場行進曲からはじまるというきまりごとが、あったような。おしまいも。


 ただし、この作品は、おしまいは、タランテラとなってます。


 ふたつめは、スケルツァンド。


 そのつぎの、ゆっくりした楽章が、なかなか、じゅわじゅわです。『Ghasel』となってる、ん、ですが、なんでも、古い時代のアラビアの、詩の形式らしいです。


 ドイツの詩の韻律としても、使われるようです。


 やましん、さっぱ、わかりません。


 しかし、良い音楽ですなあ。


     ♨️ 🎶 ♨️ 


 残念ながら、一般的によく聴かれる曲ではないので、CDなど、ネットでも、見当たらないです。


 やましんが、聴いているのは、ドイツ、トロフォンのCDです。(CTH0002)


 なお、マックス・レーガーさまの『ヒラー変奏曲』のヒラーさまは、別人です。




・・・・・・・うつ 🚶 🚶 🚶 うつ・・・・・・・・・・・・・・

 


 


 


 


 


 

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